2006年5月18日
郁文館中学 塾対象学校説明会報告
青夢舎
1.大木中学校長先生より
・校長に就任後も、週1回の柔道の授業を通じて、中1の生徒さんたちと接しています。
⇒学校に慣れてきたかどうか、悩み事はないかなどのカウンセリングの機会として役立てています。
・現在、全校で始業HR遅刻者ゼロ運動を実施中
⇒達成済み。今後は全日遅刻者ゼロの達成を目指します。
・改革の一貫として始めた「夢教育」への先生方の理解も深まっています。
⇒引き続き終日授業巡回をしながら、「スクールID」に関する13のチェック項目について
授業の質を高められるよう、先生方にアドバイスしていく方針です。
⇒結果として、2006年度大学入試におけるGMARCH合格実績は前年比40%増
・民間の格付け機関によって、2006年度財務格付け「A−」との評価を頂きました。
⇒これを契機に、今後は新校舎建設などの設備投資をしっかり進めて行きたいと思います。
2.進路指導について
「子どもたちに夢を持たせ、夢を追わせ、夢を叶えさせる」ことが最高の動機付け
自分の夢に基づく志望大学・学部・学科の決定が、合格への意欲を高める
⇒より高い目標に向かっていく姿勢の定着
具体的には
@中3より専任教員による少人数制東大クラスを設置
また高等部では、国立クラス、文系クラス、理系クラスにコース編成
文系・理系クラスには特進クラスを設置
A生徒からの授業アンケートをもとに、日々、授業を改善。授業も演習中心に効率化
授業のVTR研修や大学入試問題研究、独自教材の開発とシラバス作り
B長期休暇中の特別講座や東大・早慶対策講座、「夢」合宿中の特別講座
などを活用していく。
偏差値が50以上あり、各教科を満遍なく学習できる生徒さん、また東大早慶などを目指す生徒さんには、特別奨学試験を実施するので、是非受験して欲しい。
3.感想
「夢教育」の理念については、昨年度の説明会で浸透しており、今年度は具体的な学習カリキュラムについての説明をメインとしたいというのが、学校側の意図だったようです。現在、様々な改革の途上で、それをやりとげなければいけない、そんな先生方の気迫が伝わってくる説明会でした。
大学入試問題の研究、およびそれに基づく指導法、独自教材の開発などは、今後数年かけて成果を見守る必要がありますが、「良い方法、提案などあれば、是非教えてください」という学校の姿勢には好感が持てます。受験生を送り出す保護者の方、そして塾側からも様々な提案が寄せられることを、一個人塾主として願って止みません。